海と山が広がる豊かな自然に囲まれた白糠町は、食材の豊富さが魅力の町。そんな町に、農業への夢を抱いて移住してきた若者がいます。彼の名は田中詠悟さん。全く縁のなかったこの地で、無農薬・有機栽培にこだわりながら、大豆を中心とした農作物を育てています。田中さんがどのようにしてこの町を選び、夢を叶えていったのか、その裏にあるストーリーを伺いました。 音楽好きが農業の道へ 田中農園ができるまで田中:2022年の4月に札幌市から白糠町へ移住し、農業を始めました。この畑は元々牧草地で、広さ