北海道白糠町(しらぬかちょう)

北海道の東部、太平洋側に面した「白糠町」は、人口約7,100人の小さなまち。道内でも特…

北海道白糠町(しらぬかちょう)

北海道の東部、太平洋側に面した「白糠町」は、人口約7,100人の小さなまち。道内でも特に気温が低く、漁業や農業、酪農が盛んな地域です。そんな白糠町を広めるべく、白糠の魅力が存分に詰まった「ふるさと納税返礼品」に着目!生産者の声やエピソードとともに白糠町を紹介していきます。

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「灯台つぶ」で味わう白糠の豊かな恵み!一度食べたら虜になる絶品グルメ【株式会社 藤山水産加工】

北海道グルメの魅力といえば、新鮮な海の幸もその一つ。白糠町にも、自慢の海産物が数多くあり、その中には貝好きを唸らせる至極の一品があります。それは、「株式会社 藤山水産加工」のつぶ貝。むき身の状態で1袋にギュッと詰め込まれた「白糠煮つぶ とれたてくん」は、そのまま食べるのはもちろん、お料理にも使いやすく、ふるさと納税の返礼品としても人気の商品です。そのおいしさの理由や、よりおいしく食べるための調理法、そして実はあまり知られていないつぶ貝が製品になるまでの過程を、「藤山水産加工」

    • 累計寄付者数200万人突破!ふるさと納税への感謝を伝える動画を公開

      笑顔かがやく太陽のまち・北海道白糠町(しらぬかちょう)は、人口約7,100人という小さなまちですが、令和4年度におけるふるさと納税受入額において全国第4位、受入件数においては全国第3位、過去4年間での累計寄付者数は200万人にも達しました。ご寄付いただいたふるさと納税の使い道をご報告し、応援いただいた皆様へ感謝を伝えるために動画「白糠町の1年の取り組み」を作成いたしました。2024年3月25日(月)より、白糠町公式note(https://shiranuka-town.not

      • 地元で愛された名店の責務。“存続”を目指した後継者探し【レストランはまなす】後編

        閉店してしまうのか、それとも存続できるのか…。町民を中心に、誰もが存続を願った白糠町の名店「レストランはまなす」。2代目オーナーシェフ・谷口修さんが、後継者探しという難題と向き合い約1年間奮闘した結果、とうとう待望の後継者が決定しました。北海道・札幌市からやって来た長谷川英倖さんと相業(シャンイエ)さんご夫妻です。 北海道白糠町公式noteでは、「はまなす」閉店の危機を前編でお伝えしました。後編である今回は、いよいよ未来へと走り出した新「はまなす」について、谷口さんと長谷

        • 地元で愛された名店の責務。“存続”を目指した後継者探し【レストランはまなす】前編

          JR白糠駅から徒歩3分の場所に位置するレストラン「はまなす」。チーズや鹿肉など白糠産の食材を使った創作料理が人気のお店です。親子2代、約60年もの長い間この地で愛され続けてきた名店に、昨年大きな決断が迫っていました。それは「閉店」か「存続」か…。 2代目のオーナーシェフ・谷口修さんは、自身が70歳を迎えるにあたり、お店を閉めようと考えていました。しかし、それを知った町民からはたくさんの惜しむ声が寄せられ、谷口さんは「存続」を目指した“後継者探し”を始めました。 ゼロの

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          後継者不在、60年続く伝統の味と技術を東京のよそ者が救う!?【大森水産】

          北海道白糠町には“どこを探してもここにしかない”そんな声が届く逸品があります。その一つが大森水産の「本ししゃも」。伝統製法を守り、手作業で丁寧に加工される「本ししゃも」は、濃厚な旨みが特長。一口食べれば、今まで口にしてきたものとの違いをはっきりと感じます。 創業から60年を超え、長年地元でも愛され続けてきたこの味に、今新たな風が吹いています。「廃業」という危機を乗り越え、株式会社イミューへと事業承継を決めた大森水産の社長、大森照子さんにお話を聞きました。 創業60年の歴

          後継者不在、60年続く伝統の味と技術を東京のよそ者が救う!?【大森水産】

          続くタコの不漁と燃料高騰、昭和41年からタコを取り扱う【マルツボ】が今できること

          白糠町が誇る豊富な水産物。その中でも秋サケに次いで二番目の漁獲量があるのがタコです。2022年の取扱金額は、なんと3億円*1を超えています。 白糠町でタコの加工工場を営む、有限会社マルツボの大坪洋一さんにお話を伺いました。 *1. 参照:令和4年(2022年)の白糠漁港の漁獲量 昭和41年から、この地でタコを取り扱ってきた創業は昭和41年。この白糠の地で、代々タコを扱ってきました。“会社を継ぐのではなく、一から始めれば”という話になり、私が新たに設立したのが有限会社マル

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          害獣から白糠町の資源へ 余すことなく鹿を活かす【えぞ鹿ファクトリー】

          白糠町にはたくさんの野生のえぞ鹿が生息しています。本州に生息するニホンジカよりも体が大きく、最大で体長約190cm、体重は150kgほどにもなります。 一時は絶滅寸前まで激減したえぞ鹿ですが、環境の変化や保護政策で急増。農産物への被害や、事故が増えるようになりました。そのため1990年代にはハンターによる捕獲など管理が始まり、同時に食肉利用としての取り組みも始まりました。 鹿肉は、フランスを中心としたヨーロッパでは古くから有名な高級食材です。日本でもジビエ料理人気の高

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          ブリ豊漁も“食べる文化ない”新ブランド「極寒ブリ™️」新たな名産品に【木村漁業部】

          白糠の海は、太平洋の暖流と寒流が交わる絶好の漁場を有しており、1年を通して様々な海産物が水揚げされます。特に、秋はサケで知られる白糠の定置網漁ですが、近年、サケ漁に異変が起きています。ここ10年の間に、サケの漁獲量が伸び悩み、ブリが急増しているのです。 しかし、北海道産のブリは馴染みが薄く、消費が限られるため、価格は富山県産のブランド魚と比べ10分の1程度の価格で取引されることも。 こうした状況を打開するべく、ブリの付加価値を高めて消費拡大に繋げようとする取り組みが始まって

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          北海道を超えて世界へ!世界に羽ばたき白糠の水産加工を支える【東和食品】

          白糠の地で水産加工を行う「東和食品」。 北海道の魚だけでなく、世界の海から自分達の手で買い付けを行い、国内外の多くの水産物を取り扱っています。 白糠町のふるさと納税でも、エンペラーサーモンや数の子、北海道産の秋鮭を原料とした鮭とばなどが大人気! ヒット商品を次々と生み出す東和食品の東良明さん、矢澤有司さんにお話を伺いました。 東和食品って?人気商品は?東和食品は、お取引している百貨店や個人の方など、お客さんの希望や意見を取り入れながら一緒に商品開発を行ってきた会社です。

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          「羊はサステナブルな生き物」わずか1%未満の国産羊の未来とは?【茶路めん羊牧場】

          白糠町の南側、茶路川のすぐそばにある「茶路めん羊牧場」。広々とした放牧地で、約900頭の羊が元気に飼育されています。 35年前、たった35頭の羊を連れて牧場経営を始めた武藤浩史さんにお話を伺いました。 牧場のコンセプトは「羊を一頭を余すところなくいただくこと」私は、牧場を始めた当初から「羊をまるまる一頭無駄にしないこと」を大切にしてきました。羊の命をいただくわけですから、リスペクトの気持ちを常に忘れずに持っています。 茶路めん羊牧場の特徴①「羊肉の飼育・加工・販売までを一

          「羊はサステナブルな生き物」わずか1%未満の国産羊の未来とは?【茶路めん羊牧場】