草花の小さな芽吹きを感じながらも、まだまだ肌寒い日が続く白糠町の春。この町では、これからやって来る季節を一気に飛び越えて、すでに新しい年を迎える準備が始まっています。その準備とは、「数の子」の製造。私たち日本人にとって馴染み深く、おせちに欠かせない食材でありながら、どのように作られるかはあまり知らない数の子。白糠町の水産加工を支える「東和食品」の魚卵製造部・松井大貴(まついひろき)さんに、知られざる「数の子」ができるまでについて、たっぷりと話を伺いました。 完成は3か月後