食べ慣れているはずの食材が、産地や製法の違いによって「こんなにおいしいの?」「こんなに味が違うの?」と感動した経験はありませんか? 食材の宝庫である白糠町には、そんな驚きが詰まった食材が数多く存在しており、その中でも特に高い評価を得ているのが「シラリカいくら」です。希少価値の高い「シラリカいくら」とは、一体どんなものなのでしょうか。 広洋水産株式会社 営業部・部長の工藤啓介さんにお話しを伺うとともに、2024年10月10日(木)~10月14日(月)の5日間、東京・下北
白糠町では、秋の味覚である秋サケの定置網漁が9月からスタートし、10月に最盛期を迎えます。しかし、近年サケの水揚げが減少する一方で、ブリの水揚げが増加しています。地元にはブリを食べる文化が根付いておらず、これまでは低価格で取引されていました。そんな中、白糠町のふるさと納税データ分析や、返礼品の開発に取り組む株式会社イミューは、町や漁協と官民一体で、白糠漁港で水揚げされた7kg以上のブリを「極寒ぶり™︎」としてブランド化。昨年には町内に加工工場を設立し、ブリしゃぶや漬け、ブリ
アイヌと和人の歴史を描いた壮大な歴史スペクタクル映画『シサㇺ』が、ついに2024年9月13日(金)より全国公開されました。この映画の多くは白糠町で撮影されており、出演者の方々も町に長く滞在したことで、お気に入りのお店やスポットができたようです。今回白糠町公式noteでは、出演者の方々にアンケートを実施し、ハードな撮影を支えた白糠町のグルメや思い出の場所などをお聞きしました。よく通ったお店からちょっぴり意外なスポットまで、お店の方から聞いたエピソードも交えて、映画を観たあとにも
海と山が広がる豊かな自然に囲まれた白糠町は、食材の豊富さが魅力の町。そんな町に、農業への夢を抱いて移住してきた若者がいます。彼の名は田中詠悟さん。全く縁のなかったこの地で、無農薬・有機栽培にこだわりながら、大豆を中心とした農作物を育てています。田中さんがどのようにしてこの町を選び、夢を叶えていったのか、その裏にあるストーリーを伺いました。 音楽好きが農業の道へ 田中農園ができるまで田中:2022年の4月に札幌市から白糠町へ移住し、農業を始めました。この畑は元々牧草地で、広さ
釧路空港から車で約40分。国道392号線沿いの牧場が点在する自然豊かな中茶路地区に、町が誇るチーズ工房「白糠酪恵舎(しらぬか らくけいしゃ)」があります。ここで働く人々は、“食べた人を幸せにしたい”という想いを込めて、日々本気でチーズと向き合っています。そんな「酪恵舎」のチーズとは、一体どんなものなのでしょうか?代表取締役である井ノ口和良(いのくちかずよし)さんに、「酪恵舎」の創立からチーズに対する思い、そして今後の展望についてお話を伺いました。 北海道庁職員からチーズ職人
2024年9月13日に公開される映画『シサㇺ』は、アイヌと和人の歴史を壮大に描いた歴史スペクタクルです。この映画の多くは白糠町で撮影され、町民の皆さんがさまざまな形で関わっています。公開を前に、映画を陰から支えた白糠町の人々にお話を伺いました。町全体が一丸となって作り上げた映画『シサㇺ』の制作秘話や、現場の雰囲気、アイヌ文化にまつわる興味深いエピソードなどをたっぷりとお届けします。 今観るべき映画『シサㇺ』のストーリー江⼾時代前期。北海道の南⻄部に位置する松前藩は、アイヌと